蛍を英語でなんて言う

蛍を英語でなんていう

日本の夏の風物詩の一つ、ホタル。

 

どこにでも生息するわけではないので、見たこと
がない方もいるのかと思います。

 

見たことはなくても、日本人のホタルの
イメージは、可愛らしく可憐な光を放つ夏の間だけ
生きる儚い虫というイメージではないでしょうか。

 

カミキリムシ

 

蛍、ほたる、ホタル、日本語では
漢字、かな、カタカナ、表記の違いで
微妙に違うような気がします。

 

ホタルは英語でなんて言うのでしょうか。

 

firefly

 

lightningbug(米語)

 

蛍の個別の種類、学樹名などは色々ありますが
総称としてはfireflyが一般的でしょう。

 

ホタルは世界では2000種類もの蛍が生息しており水棲、
陸棲が存在する。

 

必ずしも水辺に居る虫ではない。

 

日本でさえ50種類近くのホタルがいるとは驚き。

 

有名なゲンジボタル、ヘイケボタルはというイメージが
ありますが、諸外国には

 

夏の風物詩、蛍狩りという情緒的なものはない
ようですね。

 

学術的な興味から捕獲されたり、外見がグロテスクな
ものもあり、駆除対象の虫であるところもあるそう。

 

マレーシアなど東南アジアなどは蛍鑑賞ツアーなる
ものもあるそうですが、日本の蛍狩りとはちょっと
趣が違うような。

 

蛍が発光する理由、発光するメカニズムなど蛍を
調べれば、調べるほど新しい発見があります。

 

日本人の多くが持つ蛍のイメージは海外とは
違うようですね。

 

日本人にとってはこういうものなんだけどね、
どうやって見られているのかという意識は必要でしょう。

蛍の光に見る文化の違い

蛍の光と言えば、卒業式、別れの曲として日本人には馴染みが
深い曲ですが、どうして蛍の光が窓の雪と一緒になるのか。

 

ホタルは夏の昆虫であって、雪降る季節にどうして螢がいるのか?

 

そう勘違いしている方も居るとか。

 

しかし、螢の光と窓の雪同時ではなく、

 

蛍雪の功という、中国の故事にちなんだ日本の歌詞で、

 

ライトがないので、ホタルの光、または雪に反射する月の光で勉強を
して学問を修めた、という話から。

 

螢を蛍光灯としてつかったのであって、別れの曲とは関係は
ありません。

 

 

これも原曲はスコットランドの曲に日本語の詩をつけたものでホタルの光
という詩はありません。

 

原曲名は Auld Lang Syne 昔を懐かしむ曲ではありますが、
螢は登場しません。

 

 

日本人はスコットランド民謡に中国の故事をあてはめて、日本の曲と
したのですね。

 

ここで使われている螢は日本にある螢のイメージとはちょっと違いますが
日本人にとっては螢というのは、別れのイメージを持っている方も多いのではな

 

いでしょうか。

 

螢はただの虫ではないのです。

 

 

 

 

 

火垂るの墓に見るほたるのあり方

ホタルが日本人にとって、儚い虫であることは、その弱々しく輝く
光と短命であることでしょう。

 

螢は成虫になってから1,2週間で一生を終わるそうです。

 

そんな螢のイメージを映画や本の中で扱われています
代表的なのが、「火垂るの墓

 

火垂る」というのは「」と違う表記をしていますが、ほたるを指しています。

 

この映画は海外でも放映されていて、英語では

 

 Grave of the Firefliesといいます。fireflyを使っています。

 

 

幼い妹を栄養失調で失い自ら荼毘にふした後、自分も同じ栄養失調
でなくなってしまう少年の、太平洋戦争の日本の状況を描いた

 

ジブリのアニメ映画です。

 

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原作は野坂昭如氏の実体験を元に書かれたそうです。

 

ここでも螢は儚い虫として、悲しい話と相まって一層物語を

 

節子はどうして螢はすぐに死んでしまうのか、という質問をしています。

 

螢の儚い生と、まだ幼い節子が死んでしまうという点を重ね合わせ

 

作者は螢を登場させたのでしょう。

 

 

蛍になった特攻兵

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ほたる帰る、太平洋戦争末期、特攻で散った若い兵士が
螢になって帰ってくるというお話。

 

いつも、若い飛行兵で賑わっていた食堂。

 

明日旅立つという前日、飛んでいた螢を指さし、自分は螢になって帰ってくるよ。

 

扉をすこし開けて待っていてくれ、そして皆で同期の桜を
歌ってくれ、と言い残し特攻に向かった兵士。

 

翌日夜、一匹の螢が部屋に入ってきた。

 

居合わせた仲間は驚き、帰ってきた、あいつが帰ってきた
と同期の桜を合唱した、という話が出てきます。

 

少し立つとスーッとどこかに飛んでいった。

 

この話が事実かどうかはわかりません。

 

前途ある若者を死に追いやった戦争、その戦争中には数々の
ドラマがあったことでしょう。

 

ここでも螢は登場します。

 

儚い命を生きる若者を表したのでしょうか。

 

螢は日本人にとっては儚い命を表す物悲しい生き物であるわけです。

 

そういったイメージを持つ日本人(全てではないでしょう)

 

螢=firefly の間には大きなイメージの違いがありそうです。

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